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投稿者 : たま 投稿日時: 2004-08-14 11:00:00 (2949 ヒット)
フェレットのことを調べていたら、免疫力を強化するためにメラトニンが効果があるのではないかと読み取れる情報をちらほら見かけました。主に副腎腫瘍の治療に使われることがあるようですが・・・。
メラトニンは脳の松果体で夜間(というか暗い時間帯)に分泌されます。それと、フェレットは元々夜行性の動物だということから考えると、人間との生活において明るい場所で生活する時間が多くなり、その結果メラトニンの分泌が阻害されているのではないか、という考え方ができます。
自然な状態でメラトニンの分泌を促すためには、フェレットの生活場所に暗い時間帯を長く作ってあげることが有効だと思います。しかし、24時間暗い場所に居ればよいという訳でも無いようです。
目安としては自然な状態に習えということで、明るい場所にいる時間をできるだけ日中と同程度にしてあげるための工夫が必要なのかな?と思う今日このごろ。あと、日中でも暗い場所で寝れるようにするとかね。

投稿者 : たま 投稿日時: 2004-04-09 18:00:00 (2931 ヒット)
フィラリア症の予防、一体いつから薬を与えたらよいのか。実は獣医さんが使っている基準となるものがありました。それはHDUという考え方で、蚊を媒介として感染する条件をHDUによって計算し、感染開始日と感染終息日を求められます(まぁ、環境条件もあるので、あくまでも目安です)。
さて、HDUの算出方法ですが、まず、1日のHDU値の計算は その日の平均気温-14(0以下は切り捨てて0とする) で求められます。そして、1日のHDU値を加算して合計値が臨界値である 130 を超えた日が感染開始日となるので、その日から数えて1ヶ月後から薬を飲ませます。感染終息日は同様に計算して30日間の累積値が130以下になった日ですから、その日から数えて1ヶ月後が最後に飲ませる日となる訳です。平均気温は気象庁のホームページから頂いてくると便利です。
加算開始日はその年の1日の平均気温が最初に14℃以上になった日から加算したほうが良いかと思います。たとえば、東京の場合、インターネット検索で調べたところ一般的には3月から加算しているようなのですが、気象庁の過去の観測データを見るとまれに2月に平均気温が14℃を超えている場合があります。東京の場合は2〜3日の誤差ですみますが、もっと暖かい地方だとかなりの誤差になりますので注意しましょう。
ということで、今年はシナモンズにフィラリアの薬を飲ませる日はHDUで計算して、その近辺の天候とも相談してきっちりやりますよん。ちゃんと、Excelで計算するマクロを作って有ります。
ちなみに、HDUについてはペットポータルを主催しているDr. Yuki Ujimasaにご教授頂きました。ありがとうございました。